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「大きなカブに動物たちがやってきた。」展
展示会開催へのきっかけストーリー
まつがさきの森幼稚園 / 副園長 根本亨一さん
今回、この企画を行うきっかけになったのが、インスタで見かけた1匹のカバでした。
青色のFRPでできた半分水面から出ているように見えるデフォルメしたカバですが、なぜか生きてるような感じがする作品で、そのカバが2匹、3匹集まると物語が始まりそうな雰囲気があります。
そんなカバを子ども達が見たらどんな反応をするのかと興味がわいてきました。
子ども達が本物の芸術に触れ、大人になってからでは感じられない感覚を味わって欲しいと思い企画し、志村さんにお願いをして実現しました。
人は生まれてから小学校に上がるまでに基本的な初めてをほぼ経験すると言われています。
しかし、大人になる前にだいたいの事を忘れ当たり前になって行きます。
でもその当たり前がその人の基本的な捉え方、考え方になって行くと思います。
その大切な初めてをより良い物にしてあげたいと思います。
認定こども園 まつがさきの森幼稚園
まつがさきの森幼稚園は、子ども達の日々の生活を大切にするという思いがあります。
日々の生活で子どもたちが目にするもの、触れるもの、食べるもの、その一つ一つが子どもたちの成長に関わっていくと思います。教育は教えれば良いという時代は終わりました。
これからは、子ども達が自ら学び、考え、行動していく時代になって行きます。それは特に年齢が低ければ低いほど大切になって行くと思います。その中で一番大切にしていかなければいけないのが環境だと思います。
まつがさきの森幼稚園は、広い自然豊かな環境の中に園舎があります。窓からは竹林が見え、風の音や鳥の鳴き声が聞こえます。また森の匂い、きらきらとした木洩れ日、雨の音、雨の匂い。その環境を子どもたちは五感で感じ成長していきます。
その自然を生かすために幼稚園によくある派手な装飾はなるべく減らしています。
子どもは入園する園を選ぶことは出来ません。大人が子どもの目線で園選びをして欲しいと願っています。
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この展示会は終了いたしました。
ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。